なってるハウス通信 第11号  2006年3月1日発行

編集:なってるハウス・スタッフ(広沢、有永、小林)   special thanks:芝田文乃 

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今月のピックアップ・アーティスト


渡辺 勝わたなべ まさる (vo,p,g)
「頭の中を流れる勝さんの世界」


渡辺勝さんのサイト:OLD TIMES BRASS BAND
 最近の「なってる」での勝さんのライブは、始まると終わりまで休憩がありません。歌 いだすと、最後に「終わります」と言うまで全ての曲が次から次へと演奏されます。途中 拍手する間はありません。まるで決まりごとのようにする拍手など必要ないと言われてい るかのようです。

けれどもそれが気持ちを開放すると言うか、不思議な効果があります。次第に、次々に展 開されて行く音楽にただ身を任せてしまえば良いのだという気になるのです。 そうなったらしめたもので、あとは気持ちのいいことったらないです。それに川下直広さん のサックスが時にはむせび泣くように、時には素朴なアプローチで、メロディアスに絡んで ゆきます。

 実はお恥ずかしい話ですが、「なってる」で店番するまで勝さんの歌を生で聞いたことあ りませんでした。ですから初めて勝さんの歌を聞いたとき、正直とても怖いなと思いました。 独特のビブラートと粘りつくようなマイナー進行。子供なら、まず泣いてしまうと思います (オトナもみんな泣かされていますが)。けれどもいつの時代のどんな音楽ともいえない、 独特の世界に引き込まれてしまいす。2度3度と演奏を見る機会が増え、次第に歌が好きにな ってしまいました。突然頭の中で勝さんのフレーズが繰り返し、どういう事なんだろうなぁ、 何しろ不思議な感覚です。「あなたの船」や「東京」、たまらないです。勝さんの上ずった ような高音の声を聞くのが今では大好きです。70年代より勝さんを聞き続けてきた人たちが、 今でも勝さんの歌に耳を傾けるのはとても良くわかります。

その佐々木彩子さんが「なってる」で勝さんの歌を唄う事があります。そのとき、歌がまた 違う顔を見せます。言葉が別の方向に動き出し、この曲ってこういう歌でもあるんだという 感動を味わったことも多々あります。三上寛さんの歌った「逢えてよかった」もそうです。 他の人が歌った勝さんの曲もまた魅力的です。

 (渡辺勝 撮影:芝田文乃

 どうぞ勝さんの演奏を見にいらしてください。毎月繰り広げられる勝さんの世界が楽しみ です。 

(スタッフ:小林)
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合羽橋なってるハウス日記    「哲学堂」のガーリックトマトラーメン


 今月は「ラーメン」のお話。浅草、上野近辺は結構「ラーメン屋」が多い。雑誌で紹介 されている店もけっこうある。まあ、でも生まれついてのアマノジャクなので、そういう 店は横目で見て通りすぎることにしている。特に嫌いなのは、店の表に紹介された雑誌の 記事をコピーして貼っているような店。今までの経験でいうと、だいたい大したことがな いような気がする、ひどく不味くはないけど。

 鶯谷の駅前にある「哲学堂」も引っ越してきてすぐに気がついたのだが、2年ほどは横 目で見て通りすぎていた。だいたい差別するわけではないが、ラーメン屋で「哲学堂」は ないだろう、おおげさな。

 いつ初めて行ったのか覚えていないが、初めて頼んだメニューは覚えている。「つけめ ん」だ。ちょうどそのころ「つけめん」に凝っていて、「つけめん」がある店はだいたい 行っていたのだ。で、どうだったかというと、これが旨かった。一口食べて「うまい!!」 という感じではないが、あとから「美味しかったなあ」と思い出す感じ。それ以来、時々 行っては色々なメニューを試してみたが、どれもハズレがない。

ラーメンは昔風の醤油の澄んだスープで懐かしい感じ。ただ良い材料で丁寧に作っている ので飽きがこない。

 おすすめは「ガーリックトマトラーメン」(850円)だ。醤油ラーメンの上に、特性 の漬ダレに1年間つけておいたニンニクの薄切りと、生の小さく切ったトマトがのっかっ ているのだ。これも初めて食べた時には「?」という感じだったが、何日かするとまた食 べたくなる不思議なラーメンだ。パリパリとしたニンニクの薄切りとトマトとあっさりと したスープがよくあっている。

あと食べる時にはテーブルの上にある薬味を入れるとさらにおいしいです。ただし入れす ぎには注意。 

(店長:広沢)

・「哲学堂」
営業時間:11:30〜14:10 18:00〜23:00
定休日:日、祝日
「鶯谷」北口(日暮里寄りの出口)を出て信号を右に曲がった所。駅から徒歩3分。ホテル 街なので夜は呼び込みにつかまらないように。
哲学堂(ぐるなびラーメン)
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カウンターの向こうから (スタッフ雑感)    「PA復活!」


 最近気がかりだったのが「なってる」のPA機器。ミキサー卓もかなり年季が入ってき ているせいか、どうも今一つピリっとしません。出力が弱くなったり、ガリガリといった りと好ましくない状況が続いていました。調子の悪いチャンネルは使わないようにとっか えひっかえしてはいたのですが、少しずつそんなチャンネルが増えていくたびに、これか ら先どうなるのだろうという不安も増えていく一方でした。

 しかし、こんな時に心強い味方なのは「なってる」のPAに今まで様々なアドバイスを いただいていたシャマさん。この前のシューミーバンドのレコ発ライブの前に、ミキサー とケーブルの総チェック&メンテナンスをお手伝いいただきました。
結果、今まで調子の悪かったチャンネルも見事に復活!

ノイズの多かったエフェクトもクリーンになったうえ、今まで遊んでいたモニター・スピ ーカーの設置も完了!これで、これからもミュージシャンにより気持ち良くライブをやっ てもらえそうです。よかったなぁ。

 「なってる」はこんなシャマさんをはじめ多くの方々の暖かい御協力に支えられている 店です。本当にありがたいことだと思っています。

(スタッフ:有永)
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