なってるハウス通信 第17号  2006年9月1日発行

編集:なってるハウス・スタッフ(広沢、有永、小林)   special thanks:芝田文乃

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「おかげさまで5周年!!」


 店長就任5周年を記念して「なってるハウス」お得意様第1号「おおのまさん」のイン タビューをお送りします。

 おおのまさんは店長就任後の9月3日から3日間連続で来店していただいたのを始めと して、まだお客さんがほとんどいない時期の「なってるハウス」の心の支えになっていた だいた方です。そんな「筋金入り」のお客さんの目から見た「なってるハウス」の5年間 を語っていただきました。

:おおのまさんがはじめて「なってるハウス」にいらしたのはいつ ですか?

:はじめて来たのは、2000年12月28日の塩とと(不破大輔 /室舘彩)のライブ。今のようなステージはなく、ピアノがあって、いすとテーブルが雑 然と並んでいて 開店前のライブハウスという感じでした。

:まだ私が店長になる前ですね。

:リマさん(広沢)が店長就任までは「仕事」よりも「遊び」の感 覚が強く感じられ、それはそれでとても好きだったのだけれど、一方では「こんな幸せな 日々はいつまでも続かないだろう」なんてことも思ってました。

:大学生の学園祭みたいな感じでしたね。2001年のゴールデン ウィークに不破さんの提案でステージを作りに来た時に、オーナーの杉沼さんが「だれか 店長をやらないかな」という話にすぐに飛びついて9月より店長になったのですが、私が 店長に決まったというのを聞いてどう思いましたか?また実際に働きはじめたのを見てど う思いましたか?

:誰であれ店長さんがいるということが大事だと思ってましたので、 うれしかったです。意外とエプロンがよく似合う人だと思いました(笑)。

:どうもありがとうございます(笑)。それまで飲食業をまったく したことがなかったのでヒヤヒヤでした。まあそういうわけで勢いだけで始めてしまった のですが、いつまで続くと思いましたか?

:とりあえず1年、もし3年続いたらりっぱなものだと思っており ました。と思っていたらもう5年なんですね。

:早いですね。私自身もはじめた時の目標が「3年続ける」でした。

:あとはリマ店長の気持ちしだいかな、と。

:というか杉沼さんの気持ちしだいかな(笑)。あとバイトで来て くれていた有永君、小林君と去年から共同経営のかたちにしたので、もう一人の時とは違 いますね。とりあえずあと15年ぐらいはやろうかなと思っています。そのあとはキャバ レーにしようかな。

:キャバレー?

:出演者で箱付のバンドをつくって女性出演者がホステスさんにな るという馬鹿馬鹿しいことをよく妄想しています。あとフランチャイズ化して全国に「な ってるハウス」を作るとか。

:はぁ・・・(苦笑)。



:えー話が脱線してしまいました。この5年間でなにか印象に残っ ていることはありますか?

:たぶん2002年の夏のことだと思うのですが、5人いたお客さ んのうち3人がジンジャーエールを飲んでいたこと。

:意外だったんですが、「なってる」の人気商品になっちゃいまし たね。

:で、始めて飲んだ人が、よくむせていますね。

:辛いんですよね。もともとカクテル用に仕入れている物だから。


:この5年で一番変わったなぁと思うことはなんですか?

:少しずつですが、いいお客さんが増えていると思います。

:始まったころはよくお客さんがおおのまさんが一人ということが ありましたからね。今は3人ぐらいはいる(笑)。

:でも一人で聞ける機会がなくなったのがちょっと残念かな(笑)。

:慣れると気持ちいいんですよね(笑)。なぜだかお客さんが少な い時に、とても内容が良いライブだったりしてもったいないなあと思う事がよくあります。



:おおのまさんは年間どのくらいライブを観に来られています?

:だいたい週2回ぐらい、平日に一回、土日のどちらかを一回ですね。

:印象としてはもっといらしている感じがするのですが、それでも 年間80本、4日に一度ですね。

:ライブに行くようになってから飲みに行かなくなりましたね。

:おおのまさんが、そこまでライブにのめりこんだ原因を知りたい のですが。

:今でも時々考えるのですが、わかりません。なぜでしょう?あえ て言えば言葉にならない「何か」があるから。演奏者の皆さんは言葉で説明できない「何 か」を表現するために演奏しているように思うのですが。

:なるほど。

:あと(室舘)彩さんのライブを見ていてよく感じるのは「ライブ で生命が生まれて消えていく」。その過程を見るのが楽しいですね。

:こればかりはCDなどの記録では味わえないライブならではの楽 しみですね。おおのまさんの音楽を聴く時の基準はなんですか?また、どんなところに一 番反応しますか?

:基準はありません。どこに反応するかもわかりません。最近です と、渡辺勝さんの唄に反応しました。5/27の川下さんとのDUOでした。それ以前にも 何度か聴いていたのですが、そのときは勝さんの唄と川下さんのサックスが体に染み込ん でくる感じがありました。こういうことがあるからやめられません。

:私自身も店長を始めてから気がついたのですが一度見ただけでは 良さが分かりにくいミュージシャンの方がいて、繰り返し見てある日突然その良さに気付 くということが何度かありました。



:では最後にこれから「なってるハウス」にやって欲しい企画や出 演者、また今の「なってるハウス」への要望があったらお聞かせ下さい。

:渋さ知らズ、大豆鼓ファーム、風煉ダンスのビデオ、DVDの上 映。とりあえず「犬姫」を見たいです。あと「なってるハウス」に望むことはお店がずっ と続くこと、です。

実際のインタビューは午後7時から始まって夜中の2時近くまで続きました(インタビュ ーではなくただ飲んでいたという意見もあるが)。今回掲載したものは抜粋です。 (文責:広沢)

インタビュアー 店長:広沢
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